今回は管楽器の種類についてまとめてみました。
管楽器というとみなさんどんな楽器を思い浮かべますか?
フルート、トランペット、トロンボーン、クラリネットなど、オーケストラやジャズ界でたくさんの種類の管楽器が活躍しています。
管楽器にはどんな種類 があるのか見てみましょう。
金管楽器と木管楽器
管楽器には金属でできた管楽器系と木でできた木管楽器系があります。
金管楽器
・トランペット・・・おなじみの金管楽器です。ジャズ、クラシックともに活躍する管楽器で中音域~高音域をカバーします。3つのピストンをつかって音階を変えます。
・コルネット・・・クラシックで使用される楽器で、柔らかい音がします。
・フリューゲルワルト・・・コルネットとよく似た楽器で、深みのある重厚感のある音色です。
・ホルン・・・もっとも原始的な管楽器です。もともと動物の角(HORN)がルーツです。3つないしは4つのバルブを操作して音階を変えます。
・トロンボーン・・・中音域~低音域が得意ではありますが、管楽器の中で最も広い音階が出せる楽器です。長い管をスライドさせることで音階を変えます。
・ユーフォニアム・・・大型の金管楽器です。主に吹奏楽やマーチングバンドで活躍する低音域を得意とする楽器です。
・チューバ・・・金管楽器の中で最も大型で、いちばん低い音が出る楽器です。
木管楽器
金管楽器以外の管楽器は、すべて木管楽器に分類されます。
木管楽器にはさらに「リード楽器」と「ノンリード楽器」に分かれます。リード楽器は、リードという竹製のうすい板状のものをマウスピースにはめて、その振動で音を作り出します。ノンリード楽器にはリードがなく、ふき口に吹き込んだ息で空気の渦をつくり音を出します。
主なリード楽器
・クラリネット・・・クラシック音楽をはじめ様々な音楽で活躍するクラリネットは、様々な音階が出せます。中音域が得意なアルトクラリネットや、低音域が得意なバスクラリネットがあります。
・オーボエ・・・独特の丸みのある音が特徴的なオーボエは、オーケストラでしか見かけることのない楽器です。リードがとても小さいので、管楽器の中で音を出すのが最も難しいといわれています。
・ファゴット・・・こちらも音を出すのが難しい楽器です。オーケストラでしか見かけることができないレアな楽器です。
・サックス・・・ジャズの世界で大活躍の木管楽器です。音階の高い順にソプラノサックス、アルトサックス、テナーサックス、バリトンサックスの種類があります。よく見かけるのはアルトサックスです。
主なノンリード楽器
・ピッコロ・・・もっとも小さな管楽器です。オーケストラの一部の楽曲や吹奏楽で登場する楽器です。
・フルート・・・音階も広く、色々な表情の演奏ができる人気の楽器です。
いかがでしたでしょうか?
管楽器にはたくさんの種類がありますね。それぞれ得意な音域が異なり、音色も違うので個性が光る楽器です。
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