photo credit: Instituto Cervantes de Tokio ジャン・マルコ・チアンパ クラシックギターコンサートConcierto de guitarra clásica de Gian Marco Ciampa via photopin (license)
俺の歌を聴けとかいって1人ライブを自宅で開催しているミュージシャンは多いのではないでしょうか?
いくらその人がプロ級の腕前でも、はたまたプロであっても、音楽をやらない人にとって、聞きたくない音はただの雑音です。
めちゃくちゃうまいピアノもずっと同じ曲ばかり練習されるとノイローゼになっちゃいます。
隣の部屋から、クリック音がカチコチ聞こえると頭が狂いそうになりますよね。
さらに下手な演奏だったら速攻で苦情来ちゃいます。
そんなご近所トラブルの絶えない自宅での楽器演奏について、今回は特にアパートやマンションでの練習方法や注意点をまとめてみました。
目指せ!近所迷惑にならないミュージシャン。
●部屋の防音対策をしっかりと
風を浴びながら窓を開けて演奏していませんか?
これはもってのほかですね。
最低でも厚めのカーテンを用意しましょう。
防音カーテンなら更に良いです。
演奏時は完全に窓閉めきって、エアコンをつけて演奏しましょう。
大体の中音や高音域はカーテンや壁がカットしてくれます。
オケに合わせて演奏することも多いと思いますが、オーディオの振動対策もしっかりしましょう。
オーディオアンプの接着点に耐震ゴムを敷きます。
接着点は少ないほど良いです。
できるだけ振動を壁に伝えないことが重要です。
特にベースを練習される方はアンプを通したら、どんなに防音対策していても音は伝わります。
ヘッドホンやイヤホンをつけて練習することをオススメします。
壁に吸音スポンジを貼り付けたりするツワモノもいますが、引越のときに大変なことになりますのでやめましょう。
●楽器の種類に合わせた防音
楽器演奏といっても、弦楽器・管楽器・打楽器など沢山種類がありますよね。
エレキ系はヘッドホンをつければ大概解決しますが、アコギやバイオリンなどの生楽器は自宅演奏となると厳しいですね。
・弦楽器
大抵エレキ化されてるので、それで演奏することをオススメします。
最悪はサウンドホールに蓋をするというのがあります。
例えばアコギの弦をエレキ用に替えてサウンドホールにダンボールを貼る手もありますが、見た目は悲惨です。
・管楽器
消音器をつけても、かなりの音量になりますので、防音室を設置しない限り筒抜けです。
ほぼあきらめモードです。外に行きましょう。
吹奏楽部を思い出してください。
遠くまで響いてますよね?
管楽器の音量はかなり強力なんです。
・打楽器
生音では最強です。
電子ドラムでも相当響きます。
ドン!ドン!という振動は壁という壁を貫きます。
しょうがないのでスティックをお箸に持ち替えて、お椀を並べてドラムセットを作りましょう。
冗談ではなく実際、プロドラマーになった友人はイヤホンでクリック音を聞きながら、ひたすら自作のおもちゃドラムで練習していました。
●まとめ
様々な防音方法はあれど、楽器の種類によっては自宅での練習は厳しいものもあります。演奏する時間帯も考慮しなければいけません。
周りへの配慮が欠けがちなミュージシャンですが、音量について知ってこそですよね。
自宅で出来る防音方法は限界がありますので割り切りましょう。
スタジオに入るためにミュージシャンはバイトするものです。
それでは防音対策をしっかりして練習していきましょう!
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